| CS活用の遠隔講義(大阪府立大教授らが実験) | 2000年09月16日 日本経済新聞 |
| 衛星機器関連のテレマン・コミュニケーションズ(TCC、東京・台東、細野義彦社長)と大阪府立大学総合情報センターの田村武志教授グループは九月下旬をメドに、通信衛星(CS)方式の大容量・双方向の小型通信システムを活用した遠隔講義実験を行う。 実験では東京・大阪間をCS回線で結び、情報技術(IT)関連の授業やネットワーク技術の実習の模様を相互に送り合う。一方的な講義でなく、実験参加者からの質問も受ける。映像や音声の品質、情報伝送の遅延時間など技術的な課題を洗い出す。技術支援のため日立電線、スリーコムジャパンが協力する。 同実験は「ブロードバンドVSAT」と呼ばれる次世代通信方式を教育現場に実用化する狙いがある。同技術を用いると、多地点間で上り回線・下り回線ともメガビット級の双方向の情報伝達が可能になる。さらに従来技術に比べ大掛かりな設備を削減できるので、一拠点当りの初期投資をこれまでの十分の一の五百万円程度に押さえられるメリットもある。 ブロードバンドVSATはTCCと米ネットベンチャーのオムニ・スペクトラム(カルフォルニア州)が開発した。TCCは地震予知や自然災害地など多地点間の遠隔地間を結ぶ通信技術として、大学や研究機関との共同実験を進める計画だ。 |
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